月光の希望-Lunalight Hope-

About Last Knights Story

スザクと共にナイトオブゼロとなったライが、最終決戦のダモクレスに制圧宣言直後にゼロレクイエムに反逆。
ルルーシュに「生きろ」というギアスをかけ、国際中継のかかったその場でスザクを説得。
「ルルーシュと生きたい」
「ルルーシュの生きている明日が欲しい」
その想いを実現させるためだけに、ライ、スザク、C.C.は契約を結ぶ。
「ルルーシュを守り、共に生きる」というその契約を結んだ彼らはシュナイゼルの計画、そしてゼロレクイエムを全世界に暴露した。
その後ルルーシュ自身を説得し、ナナリーとも和解。
ルルーシュはライ、スザク、C.C.と共に生きることを選び、皇帝のまま世界を壊し、創造する道を探し始めたというお話。

(詳しくは本編をお読みください)

About Characters

ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
第99代神聖ブリタニア帝国皇帝。騎士と秘書、妹姫に振り回される苦労人。
ライとスザクによってゼロレクイエムの全貌が暴露されて以来、「悲劇の皇子」やら「慈愛の王」などと呼ばれるようになり、不本意にも日々人気が高まっている愛され皇帝。
基本スタイルは紫がかった黒のロングコートにパンツ。首に白いスカーフを巻き、コートの下には蒼いベストを身に着けている。
ライによって「生きろ」というギアスがかけられている。

ラインハルト・ロイ・エイヴァラル (ライ)
黒の騎士団時代の名前は「ライ・エイド」。
第99代皇帝の選任騎士、ナイトオブゼロの片割れ。通称「左の騎士」。帝国では宰相も勤めている。
戦中は「銀の悪魔」とも呼ばれていた。
ルルーシュと共に生きたいという願いのためだけに、ゼロレクイエムを潰した張本人。
全てにおいてルルーシュ至上主義。
ルルーシュを受け入れてくれた人たちには優しい一方、ゼロを裏切った黒の騎士団初期幹部は未だに許しておらず、接する態度が全く違う。
ルルーシュに対してギアスを使った際に力が進化しており、現在はギアス使用時には双眸に刻印が浮かび上がる。
基本スタイルはラウンズのものと同じデザインの黒い騎士服。
(ただし、金の模様はラウンズの紋章ではなく、アッシュフォード学園の校章を逆さにして手を加えたナイトオブゼロ専用のもの)
手袋、ブーツはチャコールグレー。インナーは白。銀のマントを羽織っている。
ルルーシュによって「生きろ」というギアスがかけられている。

枢木スザク
第99代皇帝の選任騎士、ナイトオブゼロの片割れ。通称「右の騎士」。
最終決戦で自分の本心に気づき、ライ、C.C.と契約を結んで以来、ルルーシュを憎むどころか大好きオーラを隠さなくなった。
ライと同じくルルーシュ至上主義。
ルルーシュと敵対していた過去がある分強く出ることができずにいるが、黒の騎士団初期幹部にいい感情を抱いていない。
基本スタイルはライと同じ騎士服。マントは紺。
ルルーシュによって「生きろ」というギアスがかけられている。

C.C.
最終決戦以降は「クレア・クラーク(Claire=Clark)」という偽名でルルーシュの秘書を努めている。
「ルルーシュを愛している」という感情を認めて以来、積極的にアプローチしているが、今のところ成果はない。
隠れルルーシュ至上主義。
アッシュフォード学園の生徒会出身者が彼に会いにくると、自分は関わりがなかったからと姿を消すことが多い。
それをルルーシュが不満に思っていることに、彼女は気づいていない。
基本スタイルは藤色のスーツに伊達眼鏡。髪をひとつに束ねている。
拘束服は最終決戦後に処分しており、オフの場合は普通の服で過ごしている。

ナナリー・ヴィ・ブリタニア
神聖ブリタニア帝国の皇帝補佐兼外交特使。
最終決戦後、ルルーシュと和解。ルルーシュが心に秘めていた不安を理解し、兄を守り、共に生きていくことを誓った。
以来、外交担当としてルルーシュの目指す国造りの手伝いをしている。
ルルーシュ至上主義。
目が見えるようになり、幼い頃のおてんばが少し強く出てきたらしく、ルルーシュを害する者には容赦がない。

紅月カレン
黒の騎士団に所属。現在は基本的に神楽耶の護衛についている。
最終決戦以来、自分の立ち居地に疑問を感じたまま、黒の騎士団から離れることができずに留まっている。
そんな彼女を気遣い、神楽耶が自分の護衛を命じて本部から放すものの、心ここにあらずな状態であることが多い。
超合集国評議会場でルルーシュと顔を合わせるものの、話ができずにいる。
(「決意と願いのその先に」後・黒の騎士団内新皇帝派)

アーニャ・アールストレイム
最終決戦後、ナナリーと共に新皇帝派につく。
ジェレミアによって記憶を解放されて以来、少しずつであるが表情が増えてきた。
プライベートではヴィ・ブリタニア兄妹を「ルル様、ナナ様」と呼んで慕っている。
現在はナナリーの騎士を勤めており、彼女と共に世界を飛び回っている。

ジノ・ヴァインベルク
現在はカレンと共に黒の騎士団に身を置く。
最終決戦後のルルーシュ、スザク、ライの姿を見て、自分の身の置き方にカレンほどではないが悩んでいる。
元ラウンズであるゆえか、騎士団内での立場は微妙な位置にあり、それを見越した神楽耶が、カレンと共に自分の護衛に抜擢した。
扇たちのゼロに対する態度には、密かにではあるが、疑問を抱いている。
基本スタイルは黒の騎士団制服(初期幹部・男性用)
(「決意と願いのその先に」後・黒の騎士団内新皇帝派)


新皇帝派
篠崎咲世子 - 皇帝親衛隊
ジェレミア・ゴットバルト - 皇帝親衛隊
ロイド・アスプルンド - ナイトオブゼロ専属技術部キャメロット主任・皇帝親衛隊
セシル・クルーミー - キャメロット副主任・皇帝親衛隊
ニーナ・アインシュタイン - キャメロット所属フレイヤ研究担当(兵器としての完全無力化とエネルギー資源化への研究が主)
ミレイ・アッシュフォード - ブリタニアの某テレビ局日本支部アナウンサー
リヴァル・カルデモンド - アッシュフォード学園臨時生徒会長
皇神楽耶 - 終戦後、日本代表を辞職・現超合集国最高評議会議長
天子 - 合集国中華代表
黎星刻 - 黒の騎士団総司令

中立派
コーネリア・リ・ブリタニア - 神聖ブリタニア帝国内政統括
ギルバート・G・P・ギルフォード - コーネリアの騎士兼補佐