助ける者-おまけ-
C.C.が立ち去ったあとの病室。
彼女が陣取っていた椅子に腰をかけると、ルルーシュは唐突に口を開いた。
「ライ、カレン」
「ん?」
「何?ルルーシュ」
同時に視線を向ければ、何故か彼は俯いていて、その顔は、真っ赤に染まっていた。
「ずっと傍にいてくれると言ってくれて、その……あ、ありがとう」
恥じらいながら口にされた言葉に、目を見開く。
次の瞬間、ライもカレンも、ここが病院で、ライが怪我をしていることなど忘れて。
「「ルルーシュっ!!」」
「ほわぁっ!?」
椅子に座ったルルーシュに、2人して抱きついた。
結局のところ、ライカレはルルが大好きなのです(笑)
2008.8.2